生産国 |
パプアニューギニア |
エリア |
フィニステラ高原 |
樹種 |
ブルボン、ティピカ、アルーシャ |
精選 |
ウォッシュド |
乾燥 |
天日乾燥 |
標高 |
1200 - 2000m |
生産地の紹介
[ 極楽鳥の住む神秘の楽園 ]
大自然がおりなす神秘な楽園パプアニューギニア。
「火の鳥」のモデルとなったバード・オブ・パラダイスが暮らす深い森が広がります。
南国の太陽と豊かな雨がフィニステラの深い森に恵みをもたらし、
色鮮やかな鳥が舞い、珈琲の樹には真っ赤なコーヒーチェリーが実ります。
パプアニューギニアでは、ジャマイカからティピカ種が持ち込まれ、それが広がったことから本格的なコーヒー生産が始まったと言われています。
パプアニューギニアのコーヒー生産地区は、北東部の山岳地帯に広がっており、ほぼ赤道直下でありながら年間を通して涼しく、ミネラルが豊富な火山性の土壌、南太平洋の太陽、豊かな雨の恵みなどコーヒー栽培に必要な全てを満たし、香り豊かなコーヒーのチェリーが実ります。
[ 自然の森が生み出すコーヒー ]
フィニステラ高原はパプアニューギニア北東部の山岳地帯にあり、南太平洋の太陽と豊かな雨の恵みが、コーヒー栽培に最適な背の高いシェードツリーの深い森を育み、そこには色鮮やかな野鳥が数多く生息しています。
良質なアラビカ豆が生産される1,500m〜2,500mの高原の森は、バード・オブ・パラダイスがコーヒーの森を守るかのように暮らしています。
太陽と豊かな雨が育てる森は、色鮮やかな鳥が舞い、コーヒーの樹には真っ赤なコーヒーチェリーが実る、コーヒーの楽園です。
1975年にパプアニューギニアはオーストラリアから独立しましたが、
その後、この地域でのコーヒー栽培は、世界が進んで来た大規模なコーヒー農園開発の渦に巻き込まれることなく独自路線で現在に至り、森の中での自然本来の栽培が変わることなく現在に引き継がれています。
機械化を行うことができない古来の森林でコーヒーの木々が育ち、森の恵みにより風味豊かなコーヒー豆が毎年豊かに収穫されています。
[ ほとんどが品質にこだわるドイツへ輸出される事実 ]
パプアニューギニア産のコーヒー豆のほとんどが、品質にこだわるドイツに輸出されているという事実をご存知でしょうか。
これには、もともと国土の北部がドイツの植民地だったということも理由としてあるのですが、国内の消費者が満足する品質でなければ大量消費されないのが市場経済の論理です。
[ 風味評価 ]
おすすめ焙煎度 : シティロースト