生産国 |
エチオピア |
地域 |
イルガチェフェ地区
(Yirgacheffe) |
標高 |
1800 - 2350m |
農園 |
多数の農園より収集 |
生産者 |
イルガチェフェコーヒー
生産者組合連合 |
樹種 |
エチオピア原種 |
精選 |
ウォッシュド |
格付 |
Grade−2 |
認証 |
有機JAS認証 |
産地の紹介
[ アラビカコーヒー発祥の地 エチオピア ]
アラビカコーヒーの原産国エチオピア。
コーヒーの木が森の中や庭先に自生しているこの国には1000年以上に渡るコーヒーの歴史があり、日本の茶道に似たようなコーヒーセレモニーは生活に密着した文化となっています。
エチオピアは国土の殆どが、広大なエチオピア高原。
コーヒー発見伝説の舞台となった国で、現在はエチオピア・モカの産地としても有名です。
[ 世界ブランド イルガチェフェ ]
イルガチェフェ地区は、標高1,800から2,300mの高原の上にあって、非常に狭い範囲の地域でコーヒーは栽培されています。
その気候は冷涼な高山気候で一年中日本の10月ごろの様な気候です。
西には近在の人々が愛してやまないアバヤ湖のすばらしい大自然があり、このアバヤ湖の南のチャモ湖との間には、大きなサバンナと大湿地帯にまたがってネッチサー国立公園があり、カバからワニ、レイヨーからライオンまで、さまざまな野生動物の保護区となっています。
コーヒーの生産は1950年代から本格的にはじまったのですが、柑橘系果実や紅茶にも似た独特なフレーバーと、力強いボディ(=ワインに例えるとフルボディ)によって、このイルガチェフェ地区のコーヒーは世界に知られ、世界ブランド【YIRGACHEFFE】として有名になりました。
[ 数万件の農家の労働力の結晶 ]
イルガチェフェコーヒー生産者組合連合(YCFCU)は2002年に誕生した農協で、数多くの生産者組合が参加している生産者組合連合です。
加盟している農家の数は何と数万件にのぼります。
近年スペシャルティコーヒーとして、世界的な注目を集めるイルガチェフェは豊かな火山灰性土壌、高い標高がもたらす昼夜の激しい寒暖の差が、コーヒー栽培に適しています。
その素晴らしい自然環境の元であっても、生産者なくしては素晴らしいコーヒーはつくられません。
そして、この世界的人気のイルガチェフェ地区産のコーヒーの風味の豊かさは、さすがの一言に尽きます。
[ 有機JAS認証 ]
有機JAS認証マークの付けられた商品は、栽培から製品になるまで化学肥料や農薬と接触せずに作られたコーヒーで、有機JAS認証の定める厳格なルールに従って生産されされます。
輸送中・輸入時にもくん蒸を行わず、焙煎の後パッキングして製品化されるまで、化学的な農薬や薬品が一切接触しない安心・安全なコーヒーです。
安心安全なだけでなく環境にも優しいコーヒーであり、厳格な管理体制が無いと認証を得られないので、生産されるコーヒーの品質安定にも繋がります。
※このコーヒーは有機JAS認証ラベル貼付商品です。
[ 風味評価 ]
おすすめ焙煎度 : ハイロースト